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交通まちづくりと交通シミュレーションの技術をご紹介します

効果的な活用例Examples

5.地球環境(CO2)評価ツールとして

  •  ガソリンや軽油を燃料にする自動車は、地球温暖化の原因物質であるCO2を排出します。
     その排出量は、燃料消費量に比例して増加するので、燃費を悪くする低速走行やアイドリングを生む渋滞を減らすことが、地球環境問題に対する道路計画の重要課題と言えます。
  •  その意味で、道路計画の評価においても、環境負荷の軽減という視点をもっと積極的に持ち込むべきだと考えます。
  •  その原因は、交通量配分は、日単位、リンク単位の需給バランスをもとに旅行速度を計算するところにあります。
     そのことによる問題の一点目は、燃費に最も影響する速度として平均値が用いられ、混雑時のアイドリングや低速走行による影響が無視される恐れがあることです。
     二点目は、旅行速度を決めるのは自リンクの需給バランスだけなので、先詰まりによる低速走行の影響が無視されてしまう点です。
     三点目は、交通量配分で可変の条件は車線数や交通容量などリンクの情報で、交差点改良や信号現示の変更などの対策は加味できない点です。当然、それらの対策による効果も的確に推計できません。
  •  交通シミュレーションを適用すれば、混雑時のアイドリングや低速走行、先詰まりによる渋滞を再現・予測することも、交差点改良や信号現示の変更等の対策を直接反映させて効果を検証することもできます。
  •  交通シミュレーションは、施設の部分改良や運用の改善など、創意工夫で地球環境問題の解決を目指す、これからの道路計画における環境評価に最適なツールと言えるではないでしょうか。
     
     



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